LGBTQとリハビリ 〈医療従事者向け:問診(同居家族・キーパーソン)について〉

理学療法士でトランスジェンダーのJUNです。

医療関係者、関係者なら誰もが行うのが問診です。

問診についてLGBTQの視点から考えてみたいと思います。

問診の重要性

情報収集は問診として行うや雑談の中で行うことが多いと思います。

何気なくしている会話の中でLGBTQをはじめとしたセクシャルマイノリティのことを傷つけていることがあるかもしれません。

問診の前に少しだけ、「もしかしたら利用者さんや患者さんがセクシャルマイノリティかもしれない」ということを頭の片隅に置きながら会話をしてみてください。

それだけで使う言葉が変わってきたり、相手がセクシャルマイノリティの方だった時には対応が変わったことでラポールを築きやすくなったりするかもしれません。

同性愛者・トランスジェンダーが気をつけて欲しい言葉

では、気をつけたら良い言葉を紹介していきます。

問診場面で特に確認したいのは、キーパーソンや家族構成、家族の介助能力だと思います。


同居家族を確認する時・キーパーソンを確認する時

いつも使いがちな言葉

「旦那さんはいますか?」「奥さんはいらっしゃるんですか?」

次のことばに変えてみてください

→「一緒に住んでいらっしゃる方はいらっしゃいますか?」

「パートナーの方はいらっしゃいますか?」

また、若い患者さんだからと言って、「彼氏いますか?」「彼女いますか?」と聞くのも1回考えてみてください。

「パートナーはいますか?」に変えてみてください。

このように、性別を特定しない言葉を選ぶことで同性と住んでいる同性愛者や生物学的には同性と住んでいるトランスジェンダーなどは気持ちが楽になります。

私は、自分が聞かれたとき、いつも答えに困って適当に相手に合わせて求められている答えを言うだけになってしまいます。ただ単にその場を過ごし時間が終わるのを待つだけになってしまいます。

もし、相手が利用者さんや患者さんだったら、最初の肝心の問診以降なかなか心を開いてくれないかもしれません。

でも、ただ「パートナーいますか?」に言葉を変えるだけでセクシャルマイノリティの患者さんが心を開いてくれるきっかけになるかもしれません。

もちろん、普段の会話やリハビリ場面においてラポール形成をすることは大切です。その時、言葉を少し気をつけるだけでより良い臨床になると思います。

読んでくださっている方々の臨床をより良いものにする一助となれば嬉しいです。

わからないことや困ったことがあれば、いつでも聞いてください。